新型の電動アシスト付き自転車(左)と特定小型車両(3日、東京都港区)

NTTドコモ子会社のドコモ・バイクシェア(東京・港)は3日、シェアサイクルのサービス名を「NOLL(ノル)」に変更すると発表した。新型車両の導入のほか、料金体系を見直し、アプリを全面刷新してサービスを再構築する。公共交通を補完するインフラとしてブランド認知度を高める。

5月から東京、横浜、大阪、広島の4エリアでNOLLの名称でサービス提供を始める。順次全国へ広げる。これまでは63の地域ごとにサービス名が存在していた。システム障害時などの情報伝達にも課題があった。

新たに導入する電動アシスト付き自転車はカゴとハンドルを独立の構造とし、ハンドルを安定させて運転できるようにした。パンクしにくいタイヤを採用したほか、バッテリー容量は従来比約1.7倍に高めた。解錠や返却はアプリで完結する仕組みとする。

既存の赤い車体は段階的に新型へと置き換える。ドコモバイクが直営で運用する地域では2030年までに完全切り替えを目指し、初年度は約5500台を更新する計画だという。

料金体系も見直す。従来の30分165円の基本料金を改めて10分単位の課金制にする。最も使用される時間が8分だったため見直した。従来の自転車は10分99円、新型は同120円とする。ドコモバイクの清水貴司社長は「長時間利用者には実質的な負担増となる」としたうえで「需要増に伴う車両増設や再配置コストを賄うため」と値上げの理由を説明した。

アプリとウェブサイトも刷新する。5月1日に現状のアプリをアップデートし、NOLLアプリへと移行する予定だ。

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