山の上ホテルの建物改修イメージ

竹中工務店と明治大学は3日、東京・神田駿河台の「山の上ホテル」の建物を改修して27年夏ごろに新装ホテルを開業すると発表した。1937年の建築当時のデザインを尊重しながら耐震性や利便性を高める。数多くの文豪に利用されたことで知られる建物を教育や社会連携の場として生かす。

2日に竹中工務店と明治大が約18年の定期建物賃貸借契約を結んだ。建物は地下2階、地上5階で客室やレストランを備える。竹中工務店が建物を改修し、ホテルの運営会社を選定する。

建物は米国出身の建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計を手がけ、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎などの文豪が定宿とした。24年に休館した後、明治大が取得していた。

竹中工務店は18年から保存が難しい歴史的な建築物などを一括で借り受け、改修して活用する事業を進めている。これまでに1932年竣工の登録有形文化財「堀ビル」(東京・港)や横浜市が歴史的建造物に認定している旧第一銀行横浜支店を手がけた。

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