佐賀市の坂井英隆市長㊧とサイゲームスピクチャーズの竹中信広社長(27日、佐賀市)

サイバーエージェント傘下でアニメーションを制作するCygamesPictures(サイゲームスピクチャーズ、東京・練馬)は27日、佐賀市と進出協定を締結した。3月にアニメ制作スタジオを開設する。10年内に50人体制にして「全工程を佐賀で行うアニメ作品制作」を目指す。

佐賀スタジオは、同じくサイバーエージェント傘下のCygames(サイゲームス、東京・渋谷)が所有する佐賀駅(佐賀市)近くのビルに入居する。社員2人に4月からは新卒採用の2人が加わる。佐賀県を中心に九州圏内で作画を担当するアニメーターの採用・育成を進めて、2036年までに50人体制に拡大する計画だ。

サイゲームスピクチャーズは「ウマ娘 プリティーダービー」のアニメ作品などを手がけている。

竹中信広社長は「国内外でアニメ人気や需要が高まるなかで、クリエーター人材は争奪戦になっている」としたうえで、「東京圏以外での多様な働き方を提供することで、人材確保と作品の品質管理につなげたい」と進出理由を説明した。「いずれは佐賀スタジオから世界を目指す作品をつくりたい」と語った。

坂井英隆市長は「世界水準の制作技術を持つ企業であり、佐賀の若い人たちが活躍できる大きなチャンスになる」と歓迎した。

2016年設立のサイゲームスピクチャーズはサイゲームスの子会社だったが、2月27日付でサイバーエージェントの連結子会社になった。組織再編に伴い、4月6日付で社名を「サイピク」に変更する予定だ。

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