ホンダのインド第二工場の既存生産ライン

ホンダは19日、インドで二輪車を増産すると発表した。2028年までにインド西部ラジャスタン州の第二工場に約150億ルピー(約255億円)を投じ、新たな生産ラインを作る。同工場の生産能力は現在の1.5倍の年間201万台になる。世界最大の二輪市場のインドでは経済発展に伴う市場拡大が続いており、供給体制を強化する。

第二工場に隣接する7万4000平方メートルの土地を購入し、同工場で3本目の生産ラインを建設する。新ラインはガソリン車の製造ラインで総排気量125cc、160ccクラスの二輪を生産する。

ホンダはインドに4つの二輪工場を構え、現在の年産能力は合計で625万台。第二工場だけでなく第四工場などでも生産能力の拡大を予定する。インド全体の年産能力を28年までに約800万台に引き上げる。

ホンダは現在、世界でおよそ2000万台の年産能力がある。このうちインドは全体の3割ほどを占めており、将来はグローバル中核拠点としての位置づけがさらに強まる見通しだ。

ホンダは二輪の世界市場で4割のシェアを握り、首位に立つものの、インド市場に限れば地場大手のヒーロー・モトコープの後塵(こうじん)を拝する。調査会社のマークラインズによると25年のインド販売台数はホンダが534万台、ヒーローは573万台だった。

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