
パーク24は19日、シンガポールでの駐車場事業から撤退すると発表した。同国子会社の株式を現地企業に売却する。シンガポール政府が主導する道路や駐車場の新たな課金システムに対応するための投資が重く、採算が合わないと判断した。
4月28日にシンガポールで廃棄物処理などを手がける企業のグループ会社に売却する。売却額は非開示。撤退に伴い、2026年10月期に30億円の特別損失を計上する。
同社はシンガポールの新システムが、駐車場事業者にとって「相応の投資が必要となる」と説明。「投資の事業適合性および投資回収の観点から売却を決定した」としている。
パーク24は17年にシンガポールのほか、英国やオーストラリアで展開する「セキュアパーキング」ブランドの駐車場事業を買収。シンガポールでは「タイムズ」ブランドで事業拡大を進めてきた。17日には赤字が続いていた英国事業について、大幅に縮小することを表明している。
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