
シンガポールの高級ホテル「カペラ京都」が22日、京都市中心部に開業した。同ブランドにとって日本初進出となる。花街として有名な宮川町の歌舞練場の隣にあり、館内で舞妓(まいこ)の踊りを毎日披露するなど、京都らしい文化体験を充実させた。
NTT都市開発が京都市から小学校跡地を借りて開発した。地上4階、地下2階建てで客室数は全89室。温泉付きの客室を6部屋設けた。レストラン・バーは3店舗あり、パーティーや会議などに使える宴会場も備える。宿泊料金は1泊2人で21万400円からで、最上位のカペラスイートは広さ206平方メートルで約193万円からとなる。

日本文化を体感できる宿泊者向けのアクティビティーも豊富だ。毎日夕方になると専用ラウンジのステージで舞妓の踊りや尺八の演奏などを無料で楽しめる。1日2回、盆栽の剪定(せんてい)やお守り作りといった体験教室も催す。要望に応じて近くのげた職人や漆工房の見学も有料で案内する。
カペラグループは北海道のニセコと東京でもホテルの開業を計画している。カペラ京都のジョン・ブランコ統括総支配人は「日本は地域ごとに多様性がある。将来的には主要都市以外にもホテルを構えることで、まだ知られていない土地の魅力を発見していきたい」と語った。
NTT都市開発は25年5月にカペラホテルグループと「パティーナ大阪」(大阪市)を開業させている。星伸寿取締役は「カペラはその土地の歴史や文化を深く理解してくれる素晴らしいホテルブランドだ」と述べた。
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