香港の街角=香港・新界地区で2025年11月30日、林哲平撮影

 中東情勢の影響で原油が高騰するなか、世界一高いとされる香港のガソリン価格がさらに上昇して記録的な水準となり、市民の間で驚きが広がっています。香港メディアによると3月20日には日本円で約620円まで上がりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「香港のガソリン価格高騰」を解説します。

Q どうしてそんなに高いの?

A ガソリン税が1リットルあたり約6香港ドル(約120円)と高く、給油所の運営コストに影響する地価も高いことが理由です。

Q 最近さらに値上がりしたのはなぜなんだっけ。

A 中東情勢が緊迫し始めた2月下旬以降、原油価格が上がったことで、香港でもガソリン価格が急上昇しました。

Q どれくらい値上がりしたのかな。

A 2025年春にはレギュラーガソリン1リットルの店頭価格は約26香港ドル(約520円)前後でしたが、3月20日には31香港ドルまで上がりました。

Q 市民はどんな反応をしているの?

A 安いガソリンを求め、隣接する中国広東省・深圳で給油する香港のドライバーも増え始めました。

Q 深圳ではガソリンはいくらくらいなの?

A 深圳でのガソリンの値段は香港の約3分の1とされています。

Q どうやって香港から深圳に車で行けるの?

A 香港と広東省では当局に申請して二つのナンバーを取得するなどして、互いに車で乗り入れることができます。

Q ガソリン密輸の問題もあるの?

A 中国本土から安いガソリンを大量に持ち込み、闇給油所で販売する動きがあり、香港当局は取り締まりを強化する考えを示しています。

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