エスライドが配車する自動運転車のイメージ

配車アプリを手掛けるS.RIDE(エスライド、東京・港)は23日、4月3〜5日に横浜・みなとみらい地区で自動運転車両を手配する実証サービスを始めると発表した。同期間に開催されるフェスの会場周辺で来場者の利用を見込む。アニメのキャラクターを車両外観や乗車時の映像コンテンツに取り入れ、移動中の体験価値を高める。

自動運転技術を開発する金沢大学発スタートアップ、ムービーズ(金沢市)と組み、状況に応じて運転手が操作する「レベル2」で2台を運行する。ムービーズが運行を管理し、エスライドが配車を担う。

アプリを介して配車を受け付ける。利用者は乗車後に「Kアリーナ横浜」や「赤れんが倉庫」など複数の目的地の中から行き先を選ぶ。代金は無料。3日間の午前9時〜午後7時に運行する。

車内では人気アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇中バンドが登場する没入型の映像コンテンツを楽しめる。ソニーグループやグループ各社が開発する立体映像や立体音響、人工的な香りを組み合わせる。

来場者にはフェス会場に到着するまでの移動中にエンタメを提供する。エスライドの橋本洋平社長は「ソニーグループのアセットを生かして自動運転時代の新たな顧客体験を生み出す」と語る。モビリティー技術を持つ企業などとの連携を広げる。

配車アプリを使った自動運転車両の手配は、同業大手のGO(東京・港)も2025年に期間限定で手掛けている。自動運転タクシー(ロボタクシー)の事業化が米中で進むなか、日本でも日産と米ウーバーテクノロジーズが26年後半から都内で試験運行の開始を目指している。

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