香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントが花王の株式を追加取得したことが23日分かった。オアシスが関東財務局に同日提出した変更報告書によると、保有比率は9.90%(前回は6.64%)になった。「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。

オアシスは花王のサプライチェーン(供給網)で森林破壊や人権侵害につながる調達が行われている恐れがあると主張している。独立した調査の担当者選任などを求めて臨時株主総会を請求している。花王は臨時株主総会の招集に向けた基準日を3月26日に設定し、4月下旬から5月上旬の開催を検討している。

オアシスの主張に対して花王は19日「原材料の取引先に対し、環境・人権の実態調査と監視を継続的に行い、問題がある場合は改善を働きかけ、改善しない場合は購入停止を含む措置を講じている」と説明した。「全ての原材料調達において責任ある調達を推進している」との見解を表明した。

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