
大分県は大分港の大在コンテナターミナル(CT、大分市)のクレーン1基を新設し、25日から稼働させる。同CTは「九州の東の玄関口」として貨物の輸出入を多く取り扱う。船へのコンテナの積み下ろしに使うクレーンの老朽化に伴い、2基あるうち1基を更新した。もう1基は2024年に既に新しくしている。
新クレーンの高さは最大82メートル。1時間あたり最大45個のコンテナを積み下ろしできる。巻き上げスピードが速くなり、センサーでコンテナの位置を自動検知する衝突防止機能を追加し、作業の効率性と安全性が向上したという。事業費は約15億円。
1996年供用開始の大在CTは22ヘクタールで、5万トン級の大型船にも対応可能な水深14メートルの岸壁を備える。国内では博多や神戸、清水、東京など、国外では釜山や上海、高雄などの港と結ばれている。

コンテナの取り扱い能力は年間9万9000TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)。貨物量の増加を踏まえ、県はCT用地の新たな整備(4.2ヘクタール)も行っており、2029年度の取り扱い能力は現状の1.6倍となる年間16万TEUに拡大する見込みだ。
大在地区では25年5月からトレーラーの荷台だけを運ぶ「RORO船」の新ターミナルの運用も始まっている。同地区は東九州自動車道の大分宮河内インターから約8キロメートルの場所に位置し、県は「将来的に物流の一大拠点になる」と期待している。
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