
南信州リゾート(長野県飯田市)は4月から天竜川の川下り舟の船頭育成プログラムを始める。5カ月かけて竿(さお)などを使った操船技術を教え、習得後は船頭としてデビューしてもらう。担い手を確保することで大口の観光需要に応える。
19日から参加者の募集を始めた。定員は3人で、4〜8月の5カ月間に各月2日の訓練を予定している。最終審査に合格すると認定証が授与され、船頭として川下り舟を運航できる。訓練中に技術習得料として1日7500円が支払われる。
天竜川の舟下りは100年以上の歴史があるが、乗船客数は1992年の18.4万人をピークに減少し新型コロナウイルス下の2021年には1.6万人まで減った。運航会社の事業断念に伴い南信州観光公社の子会社である南信州リゾートが事業を引き継いだが、船頭不足で大口予約を断っているため足元の客数は1万人弱にとどまる。
同社は船頭を増やし修学旅行など大口団体客の受け入れを再開したい考え。「体験プログラムを入り口に興味を持ってもらい、習得後は副業でかまわないので担い手になってほしい」(同社)としている。
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