村田製作所は24日、財務諸表などの監査証明を出す公認会計士としてKPMGグループのあずさ監査法人を起用すると発表した。村田製作所の監査は1968年から監査法人トーマツが担当していたが、継続年数が長期化していることから変更を決めた。KPMGグループは電機・半導体関連の上場企業が多い京都府内に拠点を新設しており、府内の顧客開拓を進める。
同日開いた監査等委員会で決議した。6月に開催予定の定時株主総会での承認をへて、公認会計士を変更する。村田製作所は「監査継続年数を考慮し、新たな会計監査人を起用することにより新たな視点での監査が期待できる」としている。
KPMGジャパンは1月に京都市内に事務所を開設した。あずさ監査法人のほか、KPMG税理士法人、KPMGコンサルティング、M&A(合併・買収)助言のKPMG FASの4部門をそろえた。2026年度中にも専門スタッフ100人を配置し、5年後までに人員を150人に増やす。あずさ監査法人によると、京都府内の上場企業数は25年6月末時点で58社。1社あたりの平均時価総額は6348億円と、東京都(3147億円)を上回る。
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