味の素の冷凍弁当「あえて、」を保管する専用冷凍庫

味の素は25日、同社開発の冷凍弁当「あえて、」を社員食堂を持たない企業向けの「置き型社食」サービスで5月1日から提供すると発表した。専業会社と協業して企業のオフィスに専用冷凍庫を置き、従業員は好きな時に購入できる。味の素は冷凍弁当を家庭向け定額料金サービスで提供してきたが、置き型社食参入で事業を広げる。

サービス名は「あえて、オフィス。」。累計3000拠点以上で置き型社食サービスを運営するOKAN(東京・豊島)と協業する。月額利用料金は月60食の場合に9万円台。60食分入る専用冷凍庫を貸し出す。導入企業が商品代金の一部を負担することで、従業員は1食あたり350円で利用できる。

味の素の冷凍弁当「あえて、」

冷凍弁当は、まぜご飯とおかずが入っている。食物繊維・塩分相当量・野菜配合率において1日あたりの摂取量目安の3分の1ほどとしており、現在全57種類のメニューがある。置き型社食では「鰺フライ、大根の葉と干し海老のまぜご飯」など計24種類から始め、ラインアップを入れ替えながら提供する。

味の素の幸村太郎執行理事は、冷凍弁当の置き型社食サービスについて「将来的には数十億円をボトムラインとして、それを超えるような売り上げを狙う」と話した。冷凍弁当は2024年1月から家庭向けとして始め、販売は目標を1年前倒しで達成して順調に推移しているという。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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