パナソニックが6月から順次発売するエコキュートの新型モデル

パナソニックは25日、直径0.001ミリメートル未満の微細な泡「ウルトラファインバブル」を発生させる家庭用電気給湯器「エコキュート」を6月に発売すると発表した。風呂の浴槽やキッチンのシンクに汚れがつきにくくし、家事負担を軽減できるとしている。あわせて発売する計53機種で年間12万台の販売を目指す。

エコキュートの全53機種をモデルチェンジし、うち16機種にウルトラファインバブルを発生させる装置を設ける。エコキュートは一般的に、電気料金の安い夜間に湯を沸かし、浴室や洗面所、キッチンにつながる配管と、浴槽につながる配管を通じて湯を供給する。

25日に開いた説明会では浴槽にマイクロバブルを発生させて湯が白く濁る様子を実演した

ウルトラファインバブルは肉眼では見えない微細な泡で、湯は透明のままだ。浴室や洗面所の表面と汚れとの間に入り込みやすく、汚れを落とす効果があるとされている。ウルトラファインバブルを発生させるシャワーヘッドは普及しているものの、エコキュートに内蔵することで家全体に循環させ、家事負担の軽減にもつながるという。

9月にはウルトラファインバブルに加え、浴槽に肉眼で見える0.1ミリ未満の「マイクロバブル」を発生させる機能を搭載したエコキュートも発売する。浴室のセンサーが人の入室を検知すると、自動でマイクロバブルを発生させることで浴槽の湯が白濁する。皮膚の表面に水の層が形成されるのを防ぎ、より体に熱が伝わりやすいとしている。湯が白濁するため、ウルトラファインバブルと比べて効果が実感しやすいというメリットもある。

価格はオープンとしている一部モデルを除き、工事費別で100万円程度から。

エコキュートは市場で一般的なガス給湯器と比べて、電気で動くため二酸化炭素(CO2)排出量が少なく環境にやさしいとされており、政府の補助金も追い風に市場が拡大してきた。パナソニックは2030年度までに、滋賀県草津市の工場での生産台数を海外向けの製品も含めて25年比で4割程度増の30万台に増やす計画だ。

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