シマノが25日公表した前日の定時株主総会の決議結果によると、フランス系投資ファンドのロンシャン・SICAVの自社株買いを求める株主提案は否決された。シマノが計画している金額の4倍だったが、賛成率は33%にのぼった。株主還元の一段の拡大を求める意見が一部にあることが浮き彫りになった。

シマノは2027年1月までの2年間に合計1000億円の自社株買いを予定しており、すでに約500億円を実施済み。現預金については、運転資金、成長投資、市場の激変などのリスク対応のため4200億円以上を確保しておく必要があるとしている。

一方、ロンシャンは株主提案で今後1年に2000億円の自社株買いを要求。現預金は過剰で、株主還元を増やしても財務基盤は維持可能と主張していた。議決権行使助言会社の判断は分かれ、米インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は反対、米グラスルイスは賛成を推奨していた。

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