経済産業省が25日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格(23日時点)は、前週比13円10銭低い177円70銭だった。原油価格の高騰を受けて復活を決めたガソリン補助金の効果が現れ、6週ぶりに下落した。
米国とイスラエルが2月下旬にイランへの攻撃を始めた後にガソリン価格は上昇し、一部店舗で1リットル当たり200円を突破するなど過去最高値を更新していた。
政府は価格引き下げのため、2025年末にいったん打ち切ったガソリン補助金の復活を決定。19~25日に、石油元売りに対する1リットル当たり30円20銭の補助金の支給を始めていた。
政府はガソリン価格の目標を1リットル当たり170円に設定しており、26日以降は補助額を48円10銭に引き上げる。22年1月の補助金開始以降、過去最高額となる。これまでで最も高かったのは、ロシアのウクライナ侵攻を受け原油価格が高騰した22年6月の41円40銭。
政府はガソリンの全国平均小売価格が、30日時点では、目標とする170円近くに下がると見込んでいる。【中島昭浩】
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