介護事業などを手がけるソラストは25日までに、MBO(経営陣が参加する買収)を実施して、株式を非公開化すると発表した。短期業績に左右されず経営の自由度を上げ、中長期の成長を目指す。
アジア系投資ファンドのMBKパートナーズが出資する企業MP-2605(東京・港)がTOB(株式公開買い付け)で買い付ける。MP-2605の代表はソラストの野田亨社長が務める。TOB価格は1株1119円で、23日終値(931円)より20%高い。買い付け期間は25日から5月11日まで。MBKは介護大手のツクイやHITOWAを傘下にもつ。
ソラストの株式の35.07%を大東建託が保有している。大東建託はTOBに応募せず株式所有を継続し、TOB成立後に1株776円で全株式を売却する予定としている。会社側は明らかにしていないが、TOBなどと大東建託からの買い取りを含めた買収総額は、計算上は900億円程度になる。
介護事業は急速な高齢化で市場が広がる半面、人手不足や物価高に直面しており、ファンド主導の再編が進んでいる。
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