田辺ファーマと一般財団法人阪大微生物病研究会(BIKEN財団)は31日、両者が出資するワクチン製造会社、BIKEN(香川県観音寺市)の合弁を解消すると発表した。田辺ファーマの出資比率は33.4%で、4月1日に保有する全株式をBIKEN財団に譲渡する。事業上の連携は継続し、BIKENが製造したワクチンの販売を田辺ファーマが担う。

BIKENは2017年、ワクチンの安定供給を目的にBIKEN財団の生産部門を分社化し、当時の田辺三菱製薬(現・田辺ファーマ)との合弁で設立された。同社の医薬品の生産や品質管理のノウハウを提供するなどし、生産基盤の強化を支援してきた。今回、当初の目的に一定のめどが立ったと判断した。

同社のワクチン事業は、百日ぜきなどの混合ワクチンやインフルエンザ向けなどを販売しており、2025年3月期の売上高は476億円だった。

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