
コーナン商事は31日、ホームセンターを運営するアレンザホールディングス(HD)に対して実施していたTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。コーナンの出資比率は38.79%となり、4月6日付で持ち分法適用会社となる見通しだ。
TOBは2月13日〜3月30日に1株あたり1465円で実施し、1168万6674株の応募があった。コーナンの取得総額は約171億円となる。買い付け予定数の下限である474万4300株は超えたものの、予定数の1494万3133株には達しなかった。
アレンザHDは東海地方を地盤とするスーパー大手のバローホールディングス(HD)の連結子会社だ。バローHDが50.55%保有する。
アレンザHDは5月上旬をめどに臨時株主総会を開き、株式併合などの議案を諮る。承認されればコーナンがスクイーズアウト(強制買い取り)で保有比率を49.45%まで引き上げ、アレンザHDは上場廃止となる予定だ。
TOBの成立でコーナンとアレンザHDの売り上げ規模を単純計算するとホームセンター業界で首位となる。まず、物流やプライベートブランドの効率化を進める。
コーナンはバローHDとも資本業務提携で基本合意している。アレンザHDへのTOBを起点にホームセンター事業で関係を深めるほか、バローHDのスーパー事業との相乗効果の創出も見込み、相互送客につなげたい考えだ。
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