
全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は6月発券分から、国際線の航空運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を大幅に引き上げる。ホルムズ海峡の事実上の封鎖に伴う原油高を受けて、原油から精製されるジェット燃料の価格も高騰しており料金に反映する。
燃油サーチャージは2カ月ごとにシンガポールケロシン価格の平均値を元に算出・改定される。日本発の場合、4〜5月発券分は欧州・北米行きで3万円前後だったが、6〜7月発券分は7割ほど引き上げられ、ANAが5万5000円、JALは5万円となる。韓国行きはANAが6500円、JALは5900円と2倍近くに引き上げる。
6〜7月発券分は現行制度で想定する最高額に達する。今後さらなる原油価格の高騰が進めば、燃油コストの上昇を燃油サーチャージで吸収しきれなくなる可能性もある。
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