NPO法人「フードバンク北九州ライフアゲイン」(北九州市八幡東区)が運営する中高生対象の「就労準備・自立支援型 放課後等デイサービス(放デイ) TOMONY」が1日、同区の八幡中央区商店街内に開所する。中高生の自立と就労に特化した市内初の事業所といい、関係者は「『働く基礎を身に付ける未来に向けての塾』というイメージの施設にしたい」と意気込む。
同施設では高校卒業後を見据え、四つのスキルを学ぶプログラムを準備。「生活スキル」では整理整頓やスケジュール管理など▽「社会性スキル」では敬語の使い方や身だしなみなど▽「働くスキル」では職業体験やプログラミングなど▽「コミュニケーションスキル」では気持ちの伝え方や感情コントロールなど――の習得を目指す。
JRスペースワールド駅から徒歩10分。施設前にはバス停もあるため、自立に向けた訓練の一環として送迎はせず、通所は公共交通機関や徒歩など自力で行うのも特徴の一つだ。
スキルを学ぶ通常プログラムのほか、土曜には生徒自らがイベントなどを企画・実行する「生徒プログラム」を実施。長期休暇には北九州商工会議所と連携した「お仕事体験プログラム」も開講する。秋からはeスポーツ部も開設予定という。
施設には教室や学習スペース、キッチン&リビング、和室などが備わり、座学だけでなく当番制で洗濯や掃除をしたり、和室でのマナーを身に付けたりしながら日常の中でさまざまなスキルを磨くことができる。
同法人の原田昌樹理事長(60)は「社会的に自立できるように働く力、自分らしく生きていく力を身に付けてもらい、世の中に送り出すことができれば」と話している。1~4日には体験会を実施する。参加希望者は要電話連絡。問い合わせは同法人(093・672・5347)。【斎藤毅】
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