
大阪、京都、神戸の各市にある主要百貨店9店舗が1日発表した3月の売上高(速報値)は、9店舗中8店が前年同月を上回った。高級ブランドや宝飾品といった高額消費が好調だった。日中関係の悪化に伴い中国人客は減少したものの、台湾や韓国など他の地域からの旅行客が増え、落ち込みを補った。
百貨店別の売上高では、大型改装に伴って一部の売り場を閉めている大丸梅田店(大阪市北区、26.5%減)以外すべて増収だった。

阪急うめだ本店(同、7.1%増)では高級ブランドや宝飾品、時計などを取り扱う売り場を1.5倍に改装して20日にオープンしたことが寄与し、100万円以上の高額品の売上高が前年同月比約6割増となった。高島屋大阪店(大阪市中央区、7.7%増)では仏具や小判といった金製品を取り扱う催事が好調だった。
中国政府による日本への渡航自粛要請を背景に、阪急阪神百貨店では中国人客の売上高は前年同月から6割減ったものの、免税売上高全体としては5カ月ぶりに前年同月を上回った。インバウンド(訪日外国人)の利用が多い大丸心斎橋店(同、8.2%増)では「中国以外の地域からのお客様が増えている」(担当者)と話す。
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