
旭化成は2日、エアバッグなどに使われる「ナイロン66」繊維を値上げすると発表した。原料となるナフサ(粗製ガソリン)の供給減と価格高騰などを反映する。繊維だけでなくナイロン66の樹脂も値上げ予定で、コスト増を転嫁する。
ナイロン66は基礎化学品であるプロピレン由来の原料など石油化学製品から作られる。繊維は自動車のエアバッグや、タイヤの形状を保つために使うタイヤコードなどに使われている。宮崎県の工場で生産しており、15日出荷分から1キログラムあたり170円値上げする。値上げ率は非開示としている。
自動車のミラーカバーなどに使われるナイロン66の樹脂についても同様に値上げ予定で、顧客に通知をしている。値上げ幅などの詳細は非開示だが、国内外での販売が対象になるという。
ナイロン66を巡っては既に東レも衣料用・産業用の繊維を4月出荷分から値上げすることを発表している。
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