携帯電話大手のソフトバンクは、福岡市・天神の大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング(ワンビル)」に大規模なオフィス拠点を開設すると、毎日新聞の取材に明らかにした。福岡市内の3拠点を集約し、地域事業所としては大阪、名古屋を上回る最大規模となる。12月ごろをめどに移転する予定。
ワンビルは2025年4月に開業したばかり。ソフトバンクは分散していた営業や技術などの部署を集約して組織の活性化を図り、AI(人工知能)を活用した「イノベーション拠点」を目指す。
16階の全フロア(4620平方メートル)を賃貸し、関連会社を含め4社の法人営業やネットワーク運用・保守などに約700人が従事する。コミュニケーションを活発化させ、部門を超えた知見の共有やアイデアの創出を促す。業務はAIを活用して効率化する。
現在の市内3拠点はいずれも賃貸物件で、ワンビルに移転後は退去する予定。ソフトバンクの広報担当者は「九州圏の中核拠点として、成長を牽引する基幹オフィスにしたい」としている。
ワンビルは地上19階、地下4階建て。高層階はホテル、中層階はオフィスで、ビルを所有する西日本鉄道の本社などが入っている。【中園敦二】
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