トヨタ自動車系で車のサブスクリプションサービスを手掛けるKINTO(名古屋市)は6日、自社アプリを使いドライバーの健康状態と運転挙動との相関関係を分析する実証を始めると発表した。トヨタや東京海上日動火災保険と協力し、アプリから得る健康情報と車両操作データから事故の予兆を調べる。

KINTOのサブスク契約者専用の「KINTOアンリミテッドアプリ」を活用する。利用者には6日から、アプリで顔色や脈波から自律神経のバランスなどを解析できるサービスを提供する。蓄積した健康状態のデータと車両から得られる急ブレーキなどの操作データをひも付け、体調と危険挙動の相関を調べる。
分析結果をもとに利用者の体調に合わせてアプリから助言できるようにし、事故の低減につなげる。分析や助言といったサービスは夏ごろから開始する。
トヨタは車両データの連携や解析支援をするほか、東京海上は事故リスクの分析・検証支援を担う。センシング(東京・港)からバイタル計測技術や解析ロジックの提供も受ける。
実証を踏まえ、将来的には急なストレスや眠気といった運転中のリアルタイムな体調変化を検知し、事故を未然に防ぐ仕組みの開発につなげる。車両側から適切なタイミングで警告したり休憩を促したりすることを想定する。
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