ナフサの調達難が材料価格の値上がりに波及

DICの子会社DICグラフィックスは包装用フィルム向けインキなどで、4月21日納入分から値上げすると発表した。ホルムズ海峡の事実上の封鎖を受けて、原料となるナフサ(粗製ガソリン)の調達難で価格が高騰する影響を受ける。

対象となるのはリキッドカラー製品全般で、包装用パッケージに使われるインキや製缶用塗料などで30%以上値上げする。食品や飲料向けの包装用やアルミ缶や段ボール箱向けに使われている。

塗料は石油由来の材料を多く使用する。各社が値上げを実施しており、塗料の溶剤に使われるシンナーは日本ペイントや関西ペイントが50%以上の値上げを発表している。

【関連記事】

  • ・DIC系、無塗装マット仕様の産業用ヘルメット 塗装はがれ防止
  • ・東レ、樹脂や炭素繊維にサーチャージ制 原料高転嫁を最短1カ月で
  • ・DICなど、食品容器樹脂1キロあたり100円程度上げ ホルムズ封鎖で
一目で分かる中東の日本企業マップ

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。