歓迎式典で挨拶する日本科学技術連盟の島田尚徳理事(1日、東京都新宿区)

品質管理の向上などを協議する「品質国際会議(ICQ)2025」が1日、ベルサール新宿グランド(東京・新宿)で始まった。日本科学技術連盟(東京・新宿)の主催で4日まで開き、パネル討論や企業訪問を通じて品質管理について情報交換する。2日にはトヨタ自動車の佐々木真一元副社長や、コマツの大橋徹二前会長、旭化成の小堀秀毅会長が基調講演をする。

1日開催した歓迎式典で日本科学技術連盟の島田尚徳理事は「世界から集まった参加者と情報を交換できる貴重な機会だ。日本で今年開催できたことを光栄に思う」と述べた。

ICQは国内外の企業や研究機関の品質管理の担当者が参加し、品質管理に関する研究や経験を共有する。アメリカ品質協会(ASQ)やヨーロッパ品質機構(EOQ)と日本科学技術連盟が持ち回りで開催している。

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