
スター精密は3日、主力のスイス型自動旋盤の新製品「SP-32」を発売すると発表した。加工できる最大径を32ミリとし、2023年に発売した「SP-20」から12ミリ大きくした。角部分を落とす面取りも機械内でできる。12月から国内外で順次発売し、年間で300台の販売を目標にする。
データセンターで使われる機器や自動車、一般機械などに使われる部品の加工を想定。より多様な部品加工ができるよう、最大径32ミリの製品を追加した。以前は別の工程で行っていた面取り作業もプログラムを設定することで機械内でできる。
スイス型自動旋盤は金属材料を高速で回転させながら工具で削る工作機械。SP-32の本体の大きさは幅2570ミリメートル、奥行き1275ミリメートル、高さ1850ミリメートル。本体標準価格は1090万円(税別)。
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