
長野県軽井沢町と立科町、御代田町の3町はJR東日本や西武ホールディングス(HD)、長野トヨタ自動車(長野市)など7社と脱炭素推進のコンソーシアムを立ち上げる。3日に3町と7社の代表が共同で記者会見し、さらに参画企業や団体を集めて11月の設立を目指すことなどを説明した。再生可能エネルギーの需給をマッチングするプラットフォームの構築などを目指す。
軽井沢町に事業所を持つ企業が集まっており、各社と3町が連携した脱炭素関連の事業も進める。会見でJR東日本の喜勢陽一社長は軽井沢駅近くにある系列レンタカー店で水素ステーションを建設するなど、「水素活用の社会実装を軽井沢で行わせていただきたい」と話した。
軽井沢駅周辺でホテルや商業施設を手掛ける西武HDは再生可能エネルギーの地産地消、食品残さの活用などに取り組む。長野トヨタ自動車は電気自動車(EV)の普及によって観光客や住民の移動を支援する方針だ。
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