
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が4日発表した8月の車名別新車販売は、ホンダの軽自動車「N-BOX」が4カ月連続で首位だった。6月に新型車を発売したダイハツ工業の「ムーヴ」は前月の5位から3位に浮上した。
N-BOXの販売台数は前年同月比3%増の1万4936台だった。2023年10月に6年ぶりに全面改良した後も、広い車室空間や高い燃費性能から根強い人気がある。2位はスズキの軽「スペーシア」で3%増の1万1478台だった。
3位はダイハツのムーヴで2.5倍の1万847台だった。23年に不正問題が発覚してから初めての新型車として6月に発売し、好調を維持している。発売後1カ月時点の受注台数は約3万台で、月間販売目標(6000台)の約5倍となった。
乗用車の電気自動車(EV)の販売は18%減の3614台だった。新車販売に占める電気自動車(EV)の割合は1.4%で20カ月連続で2%を下回った。最量販車種の日産自動車の軽EV「サクラ」は44%減の860台だった。
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