
大王製紙は4日、YKKAPや北陸コカ・コーラボトリング(富山県高岡市)と3社で共同輸送を開始したと発表した。関東や北陸などの各社の拠点を結び、大王製紙子会社のダイオーロジスティクスが各社の輸送を一括で担う。共同輸送の開始でトラック運転手の運転時間を43%、二酸化炭素(CO2)を34%削減できるようになる。
共同輸送は富山県と埼玉県、静岡県をつなぐルートなどの2区間で実施する。これまでは各社の工場から商品を届ける地域まで片道だけ荷物を積んでいた。各社の拠点を結ぶことで、トラックが貨物を積載して走る実車率がこれまでの50%から82〜92%まで高まる。
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