パソコン周辺機器を手がけるアイ・オー・データ機器(金沢市)は4日、文書の信頼性を担保する「タイムスタンプ」を提供するサービスを拡充すると発表した。これまでユーザーは一種類のスタンプしか使えなかったが、別種類のスタンプも使えるようにする。システム障害などで普段使っているスタンプが使えなくなっても、ユーザーが作業を継続できるようにする。

4日、東京都内で新サービスの概要を発表した。拡充するのは3月に始めた「アイオートラストサービス」と称する事業。スタンプを切り替えられるようにすることで、日中など文書作成量が多い時間帯は処理速度が高いスタンプを使い、作成量が少ない夜間は処理速度は遅いが価格が安いスタンプを使うといった利用方法を想定する。
アイ・オー・データ機器の細野昭雄会長兼社長は「ユーザーに幅広い選択肢を提供したい」と述べた。
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