内閣府が発表したことし4月から6月までのGDPの改定値は、物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3か月と比べてプラス0.5%でした。

これが1年間続いた場合の年率に換算するとプラス2.2%となり、先月15日に発表された速報値のプラス1.0%から1.2ポイント上方修正されました。

最新の統計を反映した結果、外食やフードデリバリーなどの「飲食サービス業」や「ゲーム・玩具」の売り上げが好調で、GDPの半分以上を占める「個人消費」の前の3か月からの伸び率が、プラス0.2%からプラス0.4%に上振れしたことが要因です。

一方で、企業の「設備投資」は、デジタル化を進めるためのソフトウエアの投資が下振れたことで、速報値のプラス1.3%からプラス0.6%に下方修正されました。

また、「住宅投資」もプラス0.8%からプラス0.5%に下方修正されました。

このほか、「輸出」はプラス2.0%で、速報値と同じでした。

実質GDPの伸び率は5期連続のプラスとなっていて内閣府は緩やかな景気回復が続いているとしています。

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