英会話アプリを手掛けるELSA(エルサ)の日本法人は8日、企業の実務に合わせて人工知能(AI)が英語の学習コンテンツを作成する新機能を発表した。企業のウェブサイトや商品パンフレットなどを読み込ませるとAIとのロールプレー会話などを自動生成する。

2025年に提供を始めた法人向けサービス「ELSA Business(エルサ・ビジネス)」に新機能「AIエージェント Expert」を追加した。利用する場合は追加費用がかかる。企業の情報をAIが学習し、個人の習熟度に合わせた学習コンテンツを作成する。
8月には米シスコの日本法人、シスコシステムズ合同会社(東京・港)が新機能を導入した。シスコでは「データセンターの構築プロジェクト」といったコンテンツを生成。エンジニアチームとのプロジェクト進捗確認をするロールプレーなどのレッスンを受講できるという。
エルサはAIによる発音改善に強みを持つアプリ「ELSA Speak」などを提供している。法人向けのエルサ・ビジネスは世界の1000社以上に導入実績があるほか、九州大や渋谷区の公立中学校など国内60超の学校法人でも採用しているという。

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