
独フォルクスワーゲン(VW)の日本法人は9日、多目的スポーツ車(SUV)の「ティグアン」の一部と中型ワゴンの「パサート」の全グレードで値上げしたと発表した。エンブレムやシートなど標準装備の変更に連動した。ドイツ本国の最新仕様を国内モデルにも取り入れた。
値上げ幅は車種とグレードで異なる。ティグアンは一部で2万円高くなり、メーカー希望小売価格が487万1000〜655万2000円。パサートでは4万5000〜8万1000円引き上げ、532万9000〜683万9000円になる。車体のエンブレムを発光する仕様にするなど、標準レベルを高めた。オプションのセット内容なども見直した。
7月7日週以降に生産し、国内で9月中旬以降に出荷するモデルが対象。ティグアンやパサートの値上げは、フルモデルチェンジした2024年7月以降で初めてとなる。
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