9日のロンドン外国為替市場では、FRBが早期の利下げに踏み切るという見方に加え、アメリカのメディアが、日銀が年内に利上げを行う可能性があるなどと報じたことを受けて、ドルを売って円を買う動きが強まりました。

このため、円相場は一時、1ドル=146円台前半まで円高ドル安が進みました。

市場関係者は「石破総理大臣が辞任の意向を表明して以降、日銀の金融政策の動向を見極めたいという投資家が多かった中で、今回の日銀に関する報道を受けて円を買う動きが進んだ形だ」と話しています。

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