
米アップルは9日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新商品「アイフォーン17」シリーズを発表した。バッテリー性能を向上させて長時間使えるようになったのに加え、端末の素材を強化して画面に傷がつきにくくなったのが特徴。歴代のアイフォーンの中で最も薄い端末「Air(エア)」も初披露した。
アイフォーン17は12日から予約を受け付け、19日に発売する。日本での価格は、最も安い普及モデル(画面サイズ6・3インチ)で12万9800円から。優れたカメラ機能を備える上位機種の「17プロ」(画面サイズ6・3インチまたは6・9インチ)は17万9800円となる。

アイフォーンエアは、高強度のチタンを素材に使うことで端末を5・6ミリにまで薄くした。従来端末より軽いが、画面サイズは6・5インチとアイフォーン17の普及モデルより大きい。価格は15万9800円から。
さらに、ワイヤレスイヤホンの最新版「エアポッズプロ3」も発表した。

外国人と話す際に、相手の言葉を、ほぼリアルタイムで自国語に音声翻訳できる機能を設けた。英語やスペイン語など5カ国語に対応し、年内に日本語や中国語、韓国語でも利用できるようになる。価格は3万9800円からとなる。【ワシントン大久保渉】
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