
日経平均株価が取引時間中の最高値を更新して堅調ぶりを示す中で、少額投資非課税制度(NISA)の利用者が増え、特に若い世代の利用が目立っています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「NISA利用者の増加と若年層への広がり」を解説します。
Q 最近、NISAを使う人が増えているの?
A 金融庁によると、2025年3月末の利用口座数は約2647万で、買い付け額は約59兆円に上っています。
Q どのくらい増えたのかな。
A 19年末と比べて、口座数は約2倍、買い付け額は3倍以上に増えています。
Q 新しいNISAは何が変わったの?
A 24年1月に始まった新NISAでは、年間投資上限額が増え、非課税で運用できる期間がずっと続くようになりました。
Q 若い人もNISAを使っているの?
A 明治安田総合研究所の調べでは、24日末には30代のNISA口座保有率が33・9%となり、年代別で最も高くなりました。
Q 株価の最高値の更新と投資は関係があるの?
A 最高値の更新が続けば、投資家心理がさらに上向く可能性があります。専門家は「成功体験となって新たな投資に踏み出す一歩になり得る」と話す一方で、「いずれ来るかもしれない株価の下落局面に備え、長期で分散する投資の基本原則をしっかり根付かせておくことが大事だ」と指摘しています。
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