練り製品大手のスギヨ(石川県七尾市)は災害非常食にもなるレトルトの「防災おでん」を開発・販売する。ちくわや大根、鶏つくねなど栄養バランスに配慮し、大人も子どもも食べやすい具材を入れる。災害時の水不足を想定し、炊き込みごはんの素(もと)としても使えるようにする。

2026年1月1日の発売を予定する。価格は未定で、北陸のスーパーなどでの販売を想定している。賞味期限は1年程度。パッケージのデザインは石川県立看護大学の学生が担当する。

以前からスギヨはカニカマなどを活用した災害食の研究を進めてきた。おでん開発には能登半島地震での経験や教訓も取り入れた。

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