
三井化学は12日、ガス漏れ事故があった大牟田工場(福岡県大牟田市)のポリウレタン原料の生産設備について、11日に再稼働したと発表した。関連する設備も順次再稼働させ、14日ごろから全面再開する。設備停止中の販売は在庫で対応しており、業績への影響は精査中としている。
ガス漏れ事故は7月27日に発生した。自動車のシートや建設資材などに使われるポリウレタン原料の設備で配管が破損し、塩素系ガスが工場外に漏洩した。設備停止に伴い関連する眼鏡レンズ材料設備の一部も停止していた。

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