DXの推進も増益に寄与

スズケンが13日発表した2025年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比24%減の37億円だった。前年同期に関係会社株式の売却益などを特別利益に計上した反動が出た。

営業利益は5%増の55億円だった。医療用医薬品を中心に卸売りの取引量を伸ばした。納期や在庫をオンラインで管理するなどデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、物流費をはじめ販管費を抑えた。

売上高は2%増の5928億円だった。希少疾患の治療に使う医薬品の需要が増え、この分野の売上高が45%増の1004億円と大幅に伸びた。

26年3月期の通期業績は従来の予想を据え置いた。売上高は前期比3%増の2兆4680億円、純利益は5%減の328億円を見込む。

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