感染症用抗原検査キット大手のタウンズは13日、2026年6月期の単独税引き利益が前期比36%増の86億円になる見通しだと発表した。26年2月に本格稼働する新工場の補助金を特別利益に計上する。感染症の市場規模の回復を見込み、売上高は11%増の207億円とする。
同日発表した25年6月期の単独決算は、税引き利益が前の期比9%増の63億円、売上高が1%増の186億円だった。新型コロナウイルスの検査キットや新型コロナとインフルエンザを同時に検査できるコンボキットなど利益率の高い商品の売上比率が高まったため。
【関連記事】
- ・タウンズ、名古屋大学発新興に出資 がん検査キット販売で連携
- ・タウンズの24年7〜12月期、11%増益 同時検査キット増
- ・タウンズ、慢性疾患の簡易検査開発 新興の技術生かし

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。