「アジアを旅する」と題したこの企画展にはインド発祥とされる仏教がアジア各国に伝わる中で独自に発展した仏教美術を中心に97点が展示されている。

仏像の起源とされるパキスタンの「ガンダーラ仏像」、神仏の儀式や埋葬品として使われた中国の「青銅器」、「幻のやきもの」と称された韓国の「高麗青磁」など、アジアの6つの国と2つの地域の美術品が時代ごとに並べられている。

特に存在感を放っていたのは「石仏坐像」。
6世紀の中国の仏像でありながらインドを起源とした装飾が見事。

(来場者)
「歴史あふれるものをあまり見ることができないのですごく興奮しながら見ている。地域が西アジア・東アジア北アジア・南アジアとそれぞれの地域の違いがあらわれているのがすごくよくわかっておもしろい」

この展示会は、酒田市の本間美術館で9月2日まで開かれている。

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