イスラエル軍はガザ地区北部のガザ市の制圧に向けて地上作戦を始めていて、イスラム組織ハマスへの攻勢を強めるとともに、住民に対して南部に退避するよう求めています。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラは18日、空爆に加えて、イスラエル軍がガザ市の北西と南東の2方向から挟み撃ちをするように部隊を進めているなどと伝えました。
ガザ地区の保健当局は18日、イスラエル軍の攻撃で過去24時間に79人が死亡し、これまでの死者は6万5141人にのぼったと発表するなど住民の犠牲が増え続けています。
一方、地元メディアによりますとイスラエルが占領するヨルダン川西岸と隣国ヨルダンとの間の検問所では18日、刃物を持った男による襲撃事件があり、イスラエル人2人が死亡したということです。
地元メディアは、イスラエル軍の話として男は、ガザ地区への人道支援物資を積んだトラックの運転手だと伝えています。
イスラエル軍のラジオ局は、事件を受け、軍がヨルダンからガザ地区への支援物資の搬入停止を決定したと報じていて、ガザ地区の人道状況への影響も懸念されます。
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