19日、神奈川県にある海上自衛隊横須賀基地に寄港したのは、全長およそ145メートル、排水量7000トンのオーストラリア海軍の駆逐艦「ブリスベン」です。
防衛省によりますと、「ブリスベン」は今回、オーストラリア海軍の艦艇として、初めて船体の整備を日本で行うということです。
停泊する岸壁を海上自衛隊が提供したうえで、オーストラリア海軍が民間の事業者と契約して整備を行うということです。
今回の整備は、自衛隊とオーストラリア軍の相互訪問を円滑にすることを目的に締結された円滑化協定に基づくもので、9月に行われた外務・防衛の閣僚会議、いわゆる「2プラス2」でも触れられていました。
また、横須賀基地への寄港の前には、相模湾の周辺で海上自衛隊の護衛艦と共同訓練を行ったということです。
防衛省はこのところ、アメリカ軍以外とも安全保障面での協力を進めていて、なかでもオーストラリア軍との連携強化が急速に進んでいます。
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