石破総理大臣とバーレーンのサルマン皇太子との会談は19日午後行われました。

冒頭、石破総理大臣は「両国はともに法の支配や国連をはじめとする多国間主義を支持しており、紛争の平和的解決や人道支援を重視している」と述べました。

そして、中東情勢をめぐり、イスラエルがパレスチナのガザ地区で軍事作戦を拡大させていることに深い懸念を伝え、パレスチナが持続可能な形でイスラエルと共存する「二国家解決」が重要だという認識を示しました。

その上で両氏は、「二国家解決」の実現と、長期的な地域の平和と安定に向けて協力していくことを確認しました。

また両氏は、日本とバーレーンの関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げしたことや、航空や宇宙などの分野で覚書を交わしたことを踏まえ、協力を強化していくことを申し合わせました。

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