アメリカの国土安全保障省が「移民の取り締まり」をアピールするXの動画に、「ポケットモンスター」のアニメ映像を使用し、物議を醸してます。

DHS(国土安全保障省)が22日に公式Xに投稿した動画は、移民の取り締まり映像と「ポケモン」のアニメ映像が織り混ざった状態で編集されています。

音楽はポケモンの英語のテーマ曲が使われ、「みんな捕まえなきゃ」という歌詞に合わせて手錠をされた移民の連行シーンが次々と重ねられて編集されています。

また「国土安全保障省」の文字もアニメのタイトルに似せたデザインになっています。

さらに、動画の最後には「ポケモンカード」に似せて、判決を受けた移民の顔写真を次々と見せています。

この投稿に答える形で、アメリカのCBP(税関・国境取締局)が公式Xに2019年のアニメ映画「名探偵ピカチュウ」に関連するピカチュウの映像を使い、「CBPの新人だ」と投稿しています。

トランプ政権がアニメの使用に関して許諾を取ったかは不明ですが、政権は過去には無断で著作物を使ってSNSに投稿した経緯があり、問題を指摘する声が上がっています。

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