アメリカメディアは24日、トランプ大統領が国連総会にあわせて行われたアラブ諸国らとの会合で、イスラエルによるヨルダン川西岸の併合を許さないと約束したと報じました。

ニュースサイト・ポリティコは複数の関係者の話として、トランプ大統領がアラブ諸国の首脳らとの23日の会合で、「イスラエルのネタニヤフ首相によるヨルダン川西岸の併合は許さない」と約束したと伝えました。

会談ではさらに、トランプ氏とそのチームが首脳らに対し、戦闘の終結に向けた政権の計画を提示したとしていて、「併合は許さないとの約束に加えて、戦闘終結後の統治体制や安全の保証などの詳細が含まれていた」ということです。

国連総会にあわせてイギリスやカナダなどがパレスチナを国家として正式に承認した動きを踏まえ、イスラエルがヨルダン川西岸の併合に踏み切るのではないかとの見方も出ていたことから、トランプ氏はその懸念を払拭する狙いがあったものとみられます。

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