石破総理大臣は、日本時間の24日、訪問先のニューヨークで国連総会に出席し、一般討論演説を行いました。
この中では、創設80年となる国連について安全保障理事会が機能を十分に発揮できていないと指摘し、改革の必要性を訴えました。
中東情勢をめぐってはパレスチナの国家承認について、イスラエルが「二国家解決」への道を閉ざすさらなる行動をとる場合、承認する可能性を示唆しました。
また、アメリカのトランプ大統領と立ち話をして、これまでの友情と信頼に謝意を示し、日米同盟の重要性は今後も変わらないという考えを伝えたほか、ウクライナのゼレンスキー大統領ら各国の首脳や国際機関のトップとも意見を交わしました。
一連の外交日程を終えた石破総理大臣は、25日午後3時すぎ、政府専用機で羽田空港に到着しました。
来週には首脳による相互訪問「シャトル外交」の一環として韓国を訪れてイ・ジェミョン大統領と首脳会談を行う予定で、最後まで外交を含めて職責を果たし、次の政権に成果を引き継ぎたい考えです。
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