トランプ大統領の日本訪問をめぐっては、石破総理大臣が9月5日に、日本に招待したいという内容の親書を、赤澤大臣を通じて届けたことを明らかにしていて、政府は年内の実現を目指しています。
こうした中、トランプ大統領が、10月末から韓国で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席すると明らかにしたことを受けて、日米両政府は、それに先立って日本に立ち寄ることが可能か、調整しています。
実現すれば、石破総理大臣の後任の総理大臣が初めて対面で臨む日米首脳会談が行われる見通しです。
政府関係者は「アメリカの大統領がアジアに来るのは原則として年1回とも言われる中、アメリカ側も日本訪問を重視しているので実現させたい」と話しています。
日本側では、10月4日の自民党総裁選挙のあと、国会で新しい総理大臣が選ばれることから、それを受けて、日米両政府の間で調整が加速するものとみられます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。